プロレス界のタブー、ギャラ。プロレスラーの年棒は基本的に触れてはいけない事になっている。理由は他のスポーツ界に比べ、あまりに低いからである。 公開したら業界の厳しさもあり、人材が寄り付かなくなる。 新弟子から始め、トップ取れるのはいつのことか? そんな理由もあり、現在は総合(私にとってはプロレスですが。)の方に人材が流出している。 総合なら、強ければすぐにトップにいけるから。 また、ギャラもプロレス界と比較にならない。 ○新日本在籍末期の各レスラーの年棒。年間約150試合 武藤敬司 5千万 (=2流のプロ野球選手) 長州 力 4千5百万( 〃 ) 橋本真也 4千万 ( 〃 ) 佐々木健介 3千万 ( 〃 ) マサ斉藤 2千2百万(=ちょっと儲かってる中小企業の社長) 小島 聡 1千7百万(=フジテレビの社員の平均年棒) 大谷晋二郎 1千5百万( 〃 ) 鈴木健三 1千万 (=上場企業のサラリーマン。ちなみに現在WWEで約3千万) ちなみにWWEでトップ張れば、NBAやNFLのトップどころと遜色ない年棒をもらえます。 ●格闘家(=私的にはすべてプロレスラー)の場合 リクソン・グレイシー 1試合 2億 エメヤーエンコ・ヒョードル 1試合 4千万 アントニオ・ロドリゴ・ノゲイラ 1試合 3~4千万 ヴァンダレイ・シウバ 1試合 4千万 吉田 秀彦 1試合 4~5千万 曙 3試合 2億 (参考)PRIDE4時のアレクサンダー大塚 対マルコ戦 50万 PRIDE8時の桜庭 和志 対ロイラー戦 6百万 PRIDE1時の高田 延彦 対リクソン戦 5千万 小川直也 猪木祭りでの対ピーター戦のオファー 8千万 ■そして誰もが知らない衝撃の事実! 新日本全盛の80年初頭、アントニオ猪木はプロスポーツ界初の1億円プレーヤーだったのです。 年棒、1億2千万位取ってました。(20年以上前の1億ですからね。) 新間氏の努力も買ってやらねばいけません。 アントニオ猪木をスポーツ界のトップへと言う気構え。 こういうフィクサーがいないのも、プロレス界の現状が悪くなってる要因。 この頃はちゃんと納税してたんです。 まあ借金はさらにでかいんですがね。 参考までに、末期の猪木さんの1試合のギャラは1千万~2千万です。 今のビンタおじさんの方が、実に楽に儲けています。 どうですか? 格闘技界のギャラの現状。 プロレスラーがいかに割に合わないか。 |